マテバシイ (馬刀葉椎、全手葉椎)
Lithocarpus edulis
読み:リトカルプス・エデュリス
ドングリ(団栗)
日本原産の常緑性の高木。名前の由来には諸説あり、葉がマテ貝や中国のサーベル馬刀に似る(1-1)説や、
果実がしばらく待てばシイの実のように美味しくなるとする説などがある。
どんぐりはブナ科の木の実の総称で常緑樹と落葉樹がある。
マテバシイは常緑樹で帽子はぼこぼこしている(2-2)

2022/06/13 …(1-1) (夏・地植え・日なた)
黄色の雄花序
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葉:倒卵状楕円形
マテバシイは雌雄異花の植物で同じ木におばなとめばながつき、初夏ごろに立ち上がって咲く。
葉は倒卵状の楕円形で大きく光沢がある。

2022/06/13 …(1-2) (夏・地植え・日なた)
雄花序 (左右) と雌花序 (中央)
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雄花序はブラシ状で良く目立つ。雌花序は雄花序の隣か下の方につく。

2022/06/13 …(1-3) (夏・地植え・日なた)
全体の様子 (花)
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2013/10/06 …(2-1) (秋・地植え)
果実の様子
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果実:堅果
できる果実は楕円形の堅果。
果実は2年かかって成長し、今年の果実が熟すのは翌年の秋となる。

2013/10/06 …(2-2) (秋・地植え)
帽子の様子
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どんぐりの帽子は複数の苞が変化したもので殻斗と呼ばれる。
マテバシイの帽子は小さい鱗が重なったようにぼこぼこしている。

2013/10/06 …(2-3) (秋・地植え)
全体の様子 (果実)
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2012/10/10 …(3) (秋)
収穫した果実
帽子は若い実を保護する働きをする。実が大きくなって熟すと外れてしまう