シロツメクサ (白詰草)

Trifolium repens

読み:トリフォリウム・レペンス

コモンネーム:
White Clover (ホワイト・クローバー)

分類

常緑多年草

科属

マメ科 / シャジクソウ属

花期

5月から8月

花色

用途

鉢植え 地植え グランドカバー 雑草

環境

耐寒性 日なた~半日陰 (夏は日陰)

ヨーロッパ原産の帰化植物で常緑性の多年草。 空地や道端などさまざまな場所で見られる。 ヨーロッパを代表する牧草の一つで、日本にも牧草として明治時代に輸入された。 白詰草の名前はそれより昔、江戸時代にオランダから輸入されたガラス器に 緩衝材として乾燥させたシロツメクサが詰められていたことから白詰草と呼ばれる。

シロツメクサ(白詰草)(1) 白色の花(撮影日:2008年5月11日)

2008/05/11 …(1)(夏・日なた・地植え)

写真の花は外側が開花し、中心がつぼみの様子が見える。 花序はのある小花が多数つく総状花序で 小花が集まり球形となる。 小花は蝶の形をした花弁5枚の蝶形花では先端が5裂し、花は外側から中心へと咲く。

シロツメクサ(白詰草)(2-1)白色の花 (撮影日:2021年4月21日)

2021/04/21 …(2-1) (春・日なた・地植え)
花は大きな旗弁が1枚に左右のひらひらした翼弁が2枚、 その中央に2枚の舟弁(竜骨弁)がつく。 舟弁の中には雄しべ10本と雌しべ1本が入っており、 蜜を吸いに訪れたハナバチが乗った重みで上に飛び出し、ハチに花粉をつけ ハチから花粉を受け取り受粉する仕組みとなっている。

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シロツメクサ(白詰草)(3-1)白色の花 (撮影日:2021年6月23日)

2021/06/23 …(3-1) (夏・日なた・地植え)
果実の様子

下向きに垂れ下がった花が見える。 果実マメ科特有の豆果で、 シャジクソウ属果実は枯れた花とに包まれている。 外側から中心へと咲くため、受粉し咲き終えた花は外側から順に垂れ下がる。

シロツメクサ(白詰草)(3-3) 四葉のクローバー (撮影日:2013年6月23日)

2013/06/23 …(3-3) (夏・日なた・地植え)
四葉のクローバー

葉は3小葉の倒卵形でフチに細かい鋸歯があり、葉の先端はへこむ。 写真(1)のように葉の中央にV形の模様が入るものも多い。 葉の姿はハート形のカタバミに似る。

シロツメクサ(白詰草)(3-2)白色 (撮影日:2013年6月23日)

2013/06/23 …(3-2) (夏・日なた・地植え)
全体の様子

草丈は高さ10cm~20ほど。ほふく性で地を這い広がるためグランドカバーにも用いられる。 日光を好むが夏の暑さに弱いものも多く、その場合は夏の直射日光を避け夏は日陰の涼しい場所で育てる。

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シロツメクサ(白詰草)(4-1) 常緑の葉が広がる様子(撮影日:2021年3月03日)

2021/03/03 …(4-1) (春・日なた・地植え)
早春の様子

小さく密集して広がっているのが見える。 寒くなると葉は小さくなり背丈を低くして越冬する。

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シロツメクサ(白詰草)(4-2) 冬の葉の様子 (撮影日:2021年3月3日)

2021/03/03 …(4-2) (春・日なた・地植え)
冬の葉の拡大

シロツメクサは種子まきでもさし木でも株分けでも増やせる。 種まきの場合、暖かくなり成長を始める春まきが向く。

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シロツメクサ(白詰草)(2-2)白色の花 (撮影日:2021年4月21日)

2021/04/21 …(2-2) (春・日なた・地植え)

春から夏にかけて花茎を上に伸ばし球状の花をつける。 シロツメクサはこの長い花茎を編んだ花冠としても親しまれる。

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