ニーレンベルギア

nierembergia spp.

読み:ニーレンベルギア

コモンネーム:Cup Flower (カップフラワー)

分類

常緑多年草(1年草扱い)

科属

ナス科 / アマモドキ属

花期

5月から9月

花色

青,紫

用途

鉢植え 地植え ハンギング

環境

非耐寒性~半耐寒性

日当たりの良い場所

繁殖

種子まき 株分け さし木

常緑性の多年草。 寒さに弱いので春まきの1年草としても扱われる。 地を這うほふく性のものと直立する立性のものがある。 カップ形の花を咲かせることから海外ではCup Flower(カップフラワー)と呼ばれる。

ニーレンベルギア・オーガスタ(1-1) 白色 (撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-1) (春・地植え・日なた)
Nierembergia augusta
ニーレンベルギア・オーガスタ

ドーム状にこんもりと茂るオーガスタ種は花期が長く、春から秋まで開花する。 花冠は5裂する合弁花萼片も5裂する。 葉は線形、鋸歯の無い全縁で互生する。

1024x768

ニーレンベルギア・オーガスタ(1-2) 白色 (撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-2) (春・地植え・日なた)
花の拡大

横に広がった柱頭にくっつくように雄しべがつく。 雄しべは5本でその内1本は花粉を出さない仮雄しべで短い。 雌しべは1本で柱頭は横に広がり2裂する。

ニーレンベルギア・オーガスタ(1-3) 白色 (撮影日:2014年5月13日)

2014/05/13 …(1-3) (春・地植え・日なた)
全体の様子

できる果実は紡錘形のさく果。 日光を好むが夏の高温多湿に弱いため 夏の直射日光を避け、水はけと風通しを良くし、夏は日陰の涼しい場所で育てる。 寒さにも弱いので冬は日当たりの良い室内で育てる。

1024x768

ニーレンベルギア・レペンス ギンパイソウ(銀盃草)(2-1) 白色 (撮影日:2012年6月3日)

2012/06/03 …(2-1) (夏・日なた・地植え)
Nierembergia repens
ニーレンベルギア・レペンス

レペンス種の白いカップ形の花から銀盃草と呼ばれる。 葉はへら形、鋸歯の無い全縁で互生する。 こちらも夏の直射日光や多湿に弱く、夏は日陰で風通しの良い涼しい場所で育てる。

ニーレンベルギア・レペンス ギンパイソウ(銀盃草)(2-2) 白色 (撮影日:2012年6月3日)

2012/06/03 …(2-2) (夏・日なた・地植え)
花の拡大

花は同じく花冠5裂の合弁花雄しべ5本に雌しべ1本がつく。 どの種類の花も花冠に3本ずつ筋が入り、花の中心は黄色となる。

ニーレンベルギア・レペンス ギンパイソウ(銀盃草)(3) 白色(撮影日:2008年8月7日)

2008/08/07 …(3) (夏・地植え)
全体の様子

レペンス種はほふく性でグランドカバーにも用いられる。 草丈は低く高さ5~10cm程。