ミツバ (三葉)

Cryptotaenia japonica

読み:クリプトタエニア・ジャポニカ

ミツバゼリ(三葉芹)

コモンネーム:Japanase Honewort,
East Asian Wildparsley, Mitsuba

分類

落葉多年草

科属

セリ科 / ミツバ属

花期

5月から8月

花色

用途

鉢植え 地植え

環境

耐寒性 日陰~半日陰

繁殖

種子まき こぼれ種

日本原産の冬季落葉性の落葉多年草。 山地の日陰で湿り気のある場所で見られる。 良い香りを持つ香草で日本のハーブとしても親しまれる。

ミツバ(三つ葉)(1-1) 白色の花(撮影日:2013年5月15日)

2013/05/15 …(1-1) (春・日陰・地植え)

一塊の花序が複数ついているのが見える。 花は複散形花序で、茎先に複数の花柄を出しその先に1つの小花をつける散形花序を 、多数分枝した茎先につける。 散形花序の花柄はそれぞれ同じ長さで花は放射状につく。

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ミツバ(三つ葉)(1-2) 雄しべと雌しべの拡大(撮影日:2022年6月4日)

2022/06/04 …(1-2) (夏・日陰・地植え)
咲き終わり頃の花の拡大

最盛期の花は花弁雄しべ雌しべも全てが白い。 花弁が5枚に雄しべが5本、雌しべが1本つく。 雌しべ花柱は2裂する。

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ミツバ(三つ葉)(1-3) 白色の花 全体の様子(撮影日:2017年5月16日)

2017/05/16 …(1-3) (春・日陰・地植え)
全体の様子

草丈は高く80cm程にもなる。 葉は卵形でやや光沢のある3つの小葉からなる3出複葉で、縁にはギザギザとした鋸歯があり互生する。

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ミツバ(三つ葉)(1-4) 熟した果実の様子(撮影日:2013年7月2日)

2013/07/02 …(1-4) (夏・日陰・地植え)
熟した果実の様子

果実は楕円形の分離果で熟すと2つの分果に分かれる。 果皮種子は一体化して痩果状となっており 種まき時はこの果実(種子)をそのまま土に播く。

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ミツバ(三つ葉)(1-5) 2つに分かれた分果(撮影日:2022年7月2日)

2022/07/02 …(1-5) (夏・日陰・地植え)
2つの分果に分かれた果実

果実には縦に明るい茶色の線が入る。種子まきでたくさんがとれる他に こぼれ種でも良く増える。水を好むのでたっぷりの水と特に夏の直射日光を避けた日陰で育てる。

ミツバ(三つ葉)(1-6) 子房と未成熟の果実(撮影日:2022年6月4日)

2022/06/04 …(1-6) (夏・日陰・地植え)
子房未成熟の実

左上の花の下には子房が、 中心の未成熟の実の先端には雌しべ柱頭の名残が見える。 子房の真ん中には果実を2つに分ける縫合線があり やがてここから2つの分果へと分かれる。

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ミツバ(三つ葉)(1-7) 収穫時の葉(撮影日:2015年3月30日)

2016/03/30 …(1-7) (春・日陰・地植え)
収穫時期の葉の様子

寒くなると地上部は枯れ休眠し、暖かくなると芽を出し成長を始める。 収穫する時には全て刈らずに、ある程度葉を残して摘み取るようにすると また新芽が伸びて長く収穫できるようになる。

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ミツバ(三つ葉)(1-8) 若葉の様子(撮影日:2021年3月6日)

2021/03/06 …(1-8) (春・日陰・地植え)
暖かくなり成長を始めた様子

光沢のある葉が見える。 種まきは春まき秋まき共に可能で、播いてから1か月半ほどで収穫できるようになる。 冬の寒さでは休眠し発芽しないので、春頃の15℃~20℃くらいの暖かさが必要。

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ミツバ(三つ葉)(1-9) 未成熟の果実 全体の様子(撮影日:2022年6月4日)

2022/06/04 …(1-9) (夏・日陰・地植え)
初夏の様子

花はほとんど終わり緑の未成熟の実になっているのが見える。

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ミツバ(三つ葉)(1-10) 熟した果実 全体の様子(撮影日:2021年7月5日)

2021/07/05 …(1-10) (夏・日陰・地植え)

熟して茶色になった果実が見える。

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