Iris suaveolens
(Iris mellita)
読み:
イリス・スアベオレンス、(イリス・メリタ)
コモンネーム:Iris mellita
冬季落葉性の多年草。 他のアヤメ科の植物と同じように 根茎や葉に毒を含む有毒種。 丸くカーブした葉がニワトリに尾に似るため鶏尾アヤメと呼ばれる。 学名のsuaveolensは甘い香りを意味し、花には芳香がある。 以前はIris mellita とされたが現在はIris suaveolens とされる。
2023/02/21 …(1-1) (冬・鉢植え・室内)
全体の様子
葉が丸くカーブしているのが見える。この姿をニワトリの尾に例えた。
矮性種で全体の高さは15cmほど。
その小さな株に比べ、やや大きめの花をつける。
2023/02/21 …(1-2) (冬・鉢植え・室内)
花冠の様子
花冠は立ち上がる内花被3枚と、垂れ下がる外花被3枚がつく。
花の中央に見える白に紫の筋が入っている部分が雌しべでその下に隠れるように雄しべがつく。
2023/02/21 …(1-4) (冬・鉢植え・室内)
おしべの様子
写真中央に紫色の葯が見える。
雄しべは3本で、1本ずつ太い花柱と外花被に挟まれており
ハナバチがこの隙間に入り蜜を吸う仕組みとなっている。
2023/02/11 …(1-6) (冬・鉢植え・室内)
室内の冬の様子
室内が暖かいため冬でも大きな葉をつけている。
ケイビアヤメは耐寒性が強く屋外で越冬できるため
通常は寒さで落葉した姿となっている。
ケイビアヤメ