Gentiana zollingeri
読み:ゲンティアナ・ゾリンゲリ
日本や中国に自生する秋まきの1年草。秋まきの場合、秋に発芽してから冬を迎え 年を越して開花するため1,2年草または越年草とも表記される。 秋に咲くものが多いリンドウ科の植物の中で、春に咲くリンドウの一つ。山地の日当たりの良い場所で見られる。
2021/04/21 …(1-1) (春・半日陰・地植え)
花は漏斗形の合弁花で花冠は5裂する。
リンドウ科の植物には5裂した花冠の間に副片と呼ばれる裂片があり花冠は10裂しているように見える。
2021/04/21 …(1-2) (春・半日陰・地植え)
開いた柱頭が見える。
花は雄しべが5本に雌しべが1本つき柱頭は2裂する。
フデリンドウは雄性先熟のため
まず雄しべが先に熟して花粉を出し次に雌しべが熟し柱頭を開く。
雄性期の雄しべは中心に集まり雌しべはまだ短く隠れて見えない。
2021/04/21 …(3) (春・半日陰・地植え)
草丈は高さ5~10cmほど。萼片は反り返らず、5裂する。
葉は卵形でやや厚みがあり対生する。よく似た姿のハルリンドウにはロゼット状の根元から生える根生葉がつく。
2008/04/23 …(4) (春・半日陰・地植え)
つぼみの様子
つぼみが膨らんでいるのが見える。
このつぼみの姿を筆の穂先に例え筆竜胆と呼ばれる。
日が当たっているときだけ開花し、夜や曇りの日は花を閉じる。
2021/03/24 …(5) (春・半日陰・地植え)
つぼみは萼に包まれている。
できる果実は蒴果で細長い筒状で上部は倒卵形となる。
水に濡れると裂開する雨滴散布の果実で、熟すと上部が2裂して外側へ開き
雨の当たる衝撃で種を遠くへ飛ばす仕組みとなっている。
フデリンドウ