コキア (ホウキギ)
Bassia scoparia
(Kochia scoparia)
読み:バッシア・スコーパリア
(コキア・スコーパリア)
和名:ホウキギ (箒木)
別名:ほうき草、とんぶり (実)
コモンネーム:
Summer Cypress (サマー・サイプレス)
Burning Bush (バーニング・ブッシュ)
分類
1年草
科属
ヒユ科 / バッシア属
(アカザ科 / ホウキギ属)
花期
8月から9月
花色
緑
用途
鉢植え 地植え
環境
耐寒性 日なた
繁殖
種子まき こぼれ種
春まきの1年草。
コキアの名前は旧属名からで、以前はアカザ科ホウキギ属 (コキア属) に分類されたが、
現在はヒユ科バッシア属に分類される。
和名はホウキギで、この茎を乾燥させてほうきを作るため箒木やほうき草と呼ばれる。
2023/09/10 …(1-1) (秋・日なた・地植え)
コキアの花
花には花弁が無く、同じ株に雌花と両性花が咲く。
緑の丸い壺状の萼の中から、雌花の場合はめしべが、
両性花の場合はおしべとめしべが突き出る。
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2022/07/25 …(2-1) (夏・日なた・地植え)
2.サマーサイプレス
草姿は自然に整った球形~卵形となる。この姿から海外ではサマー・サイプレス (夏のイトスギ) と呼ばれる。
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2022/10/23 …(2-2) (夏・日なた・地植え)
3.コキアの紅葉
秋になると赤く鮮やかに紅葉するため、海外ではバーニング・ブッシュ (燃える低木) とも呼ばれる。
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2023/09/10 …(1-2) (秋・日なた・地植え)
4.雌花の拡大
雌花に花弁は無く、壺状の緑の萼からめしべが1本出る。
柱頭は2裂する。
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2023/09/10 …(1-3) (秋・日なた・地植え)
5.両性花の拡大
両性花にも花弁は無く、雌花と同じく壺状の萼から、
めしべ1本とおしべが5本出る。
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2023/09/16 …(1-4) (秋・日なた・地植え)
6.雌花 (上下) と両性花 (左右)
どちらのめしべも茶色にしおれ、両性花のおしべは葯が落ちて
花糸だけになっているものもある。
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2023/09/16 …(1-5) (秋・日なた・地植え)
7.5裂した萼と子房の様子
壺状の萼は先端が5裂し、その中に黄緑色の丸い子房が見える。
できる果実は球形の胞果で熟してもこの萼に包まれている。
果実はとんぶりと呼ばれ食用とされる。
2023/04/16 …(3) (夏・日なた・地植え)
8.発芽の様子
こぼれ種から芽が出た様子。コキアの根は傷みやすく、植え替えは枯れやすい。
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2023/06/26 …(1-6) (夏・日なた・地植え)
9.やや大きくなった頃
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2023/07/21 …(4) (夏・日なた・地植え)
10.コキアの葉
葉は明るい黄緑色で柔らかい。全縁の線形で互生する。
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2023/09/10 …(1-7) (秋・日なた・地植え)
11.開花時の全体の様子
高さは50cm~100cmほど。紅葉が終わり抜いた株の葉や実を取り除いて乾燥させると
コキアのほうきとなる。
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2023/09/16 …(1-8) (秋・日なた・地植え)
12.しおれた雌花 (上) と両性花 (下)
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2023/09/16 …(1-9) (秋・日なた・地植え)
13.葯の落ちた両性花の様子
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