ヒルザキツキミソウ (昼咲月見草)

ヒルザキツキミソウ (昼咲月見草)

Oenothera speciosa

読み:オエノセラ・スペシオサ

コモンネーム:Pink Evening Primrose (ピンク・イブニング・プリムローズ)

分類

落葉多年草

科属

アカバナ科 / マツヨイグサ属

花期

5月から7月

花色

ピンク

用途

鉢植え 地植え 雑草

環境

耐寒性 日なた

繁殖

種子まき さし木 株分け こぼれ種

冬季落葉性の多年草。 マツヨイグサ属の植物は夜に咲くものが多いが このヒルザキツキミソウは昼に咲くため昼咲月見草と呼ばれる。 北アメリカ原産の帰化植物で、日当たりの良い道端や空地で見られる。 観賞用に輸入されたが野生化し厄介な雑草としても扱われる。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)(1-1) ピンク色の花 (撮影日:2008年5月5日 午前11時42分)

2008/05/06 11:42 …(1-1) (春・地植え・日なた)

花は花弁4枚の離弁花で、基部が筒状のカップ形となり、つぼみは下にうなだれる。 葉は披針形で根生葉は羽状に深裂し、フチには鋸歯があり互生する。冬の葉は赤みがかり、根生葉のみのロゼット状で越冬する。 背丈は高さ30cmほどで横に広がり群生する。多湿を避け日当たりと水はけ風通しの良い場所で育てる。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)(1-1) ピンク色の花 花の拡大(撮影日:2008年6月23日 午後2時42分)

2008/06/23 14:42…(1-2) (夏・地植え・日なた)
花の中央は黄色い。 花は雄しべが8本に雌しべが1本つき、 雌しべ柱頭は4裂し十字状となる。 できる果実はこんぼう形のさく果で 雨に濡れると上部が4裂し、雨の当たる衝撃で種子を散布する雨滴散布を行う。 さし木や株分けの他にこぼれ種でも良く増える。