読み:ディスポーラム・セッシレ
コモンネーム:Japanese Fairy Bells (ジャパニーズフェアリーベル) (日本などに自生するチゴユリ属)
落葉多年草 擬似一年草
鉢植え 地植え
耐寒性 半日陰
種子まき こぼれ種 株分け
2021/05/08 …(1-1) (春・鉢植え・日陰)
花は筒状の鐘形で吊り下がって咲く。この姿をお寺や五重塔などの軒に下げる大きな鈴の宝鐸に見立て宝鐸草と呼ばれる。
海外でもこの花をベルに見立て
チゴユリ属の植物はFairy Bells (妖精のベル)と呼ばれる。
2021/05/08 …(1-2) (春・鉢植え・日陰)
花の先端から柱頭が見える
似た姿のナルコユリは
花被が合着した1枚の合弁花だが
ホウチャクソウは花被片6枚で構成される離弁花で
雄しべが6本に雌しべが1本つく。柱頭は3裂する。
2020/09/12 …(1-3) (秋・鉢植え・日陰)
果実の拡大
子房上位のため花を覗くと奥に緑色の子房が見える。
果実は球形の液果で夏から秋に黒紫色に熟す。
ホウチャクソウは全草に毒があるためこの実も食べられない。
2021/05/08 …(1-4) (春・鉢植え・日陰)
花の咲く頃 全体の様子
背丈は高さ50cmほど。葉は卵形~長楕円形の鋸歯の無い全縁で光沢があり互生する。
種子でも増えるが、主に地下茎を伸ばして新しい株を作り群生する。
2021/04/11 …(1-7) (春・鉢植え・日陰)
新芽が伸びる様子
ホウチャクソウは有毒だが、仲間のアマドコロの新芽は山菜としても利用されよく似ているので間違われやすい。
ホウチャクソウは全草に悪臭があり、新芽を摘むと嫌な香りがする。
2021/04/20 …(1-8) (春・鉢植え・日陰)
葉が展開する様子
ホウチャクソウは山林の日当たりの良い場所や明るい日陰で見られる。
夏の直射日光は避け風通しの良い日陰に置き、水はけを良くして育てる。