カリブラコア・ティフォシーダブル

Calibrachoa cv.

ヒメツクバネアサガオ (姫衝羽根朝顔)
Calibrachoa parviflora

読み:カリブラコア・パルビフローラ

コモンネーム:Calibrachoa (カリブラコア)

分類

常緑多年草常緑低木

(1年草扱い)

科属

ナス科 / ヒメツクバネアサガオ属

花期

3月から10月

花色

赤,ピンク 青、紫

複色

用途

鉢植え 地植え ハンギング

環境

半耐寒性 日なた

常緑性の多年草カリブラコアの園芸品種の一つで八重の花が咲く。 カリブラコアと同じく寒さに弱く冬越しが難しいため春まきの1年草としても扱われる。 以前はツクバネアサガオ属 (ペチュニア属)に分類されたが 現在はヒメツクバネアサガオ属に分類される。 茎はやがて木質化し低木となる。

カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-1) 紫色の花(撮影日:2022年5月5日)

2022/05/05 …(1-1) (春・日なた・鉢植え)
Tifosi W Lavender (ティフォシーダブル)

写真の花はカリブラコアの園芸品種、八重咲きのティフォシーダブルで色はラベンダー。 立ち上がってこんもりした形となるマウンティングタイプとなっている。 花はろうと形の合弁花で先端は5裂する。

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カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-2) 紫色の花 花の拡大(撮影日:2022年6月19日)

2022/06/19 …(1-2) (夏・日なた・鉢植え)
花冠の拡大

外側に5裂した花冠が、内側に八重の花弁が見える。 一重のカリブラコアには雄しべが5本と雌しべが1本つくが 八重は雄しべ花弁状に変化したもので結実はしない。

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カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-3) 紫色の花(撮影日:2022年5月5日)

2022/05/05 …(1-3) (春・日なた・鉢植え)

背丈は高さ20cm~30cmほどで花壇や鉢植え、ハンギングに向く。 ナス科の植物には連作障害があるので同じ鉢や同じ土に植え続けていると成長が悪くなってしまう。 冬は霜よけをして5度以上で越冬できる。

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カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-4) 紫色の花 葉の拡大(撮影日:2022年4月19日)

2022/04/19 …(1-4) (春・日なた・鉢植え)

茎や葉には白い毛が生え白っぽく見える。この毛は粘液を出す腺毛で触るとややべたべたする。 葉は全縁の卵形~楕円形で互生する。

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カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-5) 紫色の花 春の様子(撮影日:2022年4月19日)

2022/04/19 …(1-5) (春・日なた・鉢植え)
春の様子

肥料と水を好み肥料不足になると葉が黄色くなってしまう。 多湿には弱いので日当たりと水はけ、風通しの良い場所で育て 花や茎に水がかからないようにすることで傷みを防ぐことができる。

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カリブラコア・ティフォシーダブル・ラベンダー(1-6) 紫色の花 夏の様子(撮影日:2022年6月19日)

2022/06/19 …(1-6) (夏・日なた・鉢植え)
夏の様子

夏前や秋に切り戻すことで沢山の花が咲き、また風通しが良くなるので蒸れを防ぐことができる。

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