Solanum ptychanthum
コモンネーム:
Eastern Black Nightshade (イースタン・ブラック・ナイトシェイド)
West Indian Nightshade (ウエスト・インディアン・ナイトシェイド)
春まきの1年草または短命な多年草として扱われる。 北アメリカ原産の有毒種で、やや湿り気のある空地や畑などで見られる。 イヌホオズキのイヌは役に立たないという意味で用いられ、 アメリカ原産で有毒で役に立たないホオズキとして、アメリカイヌホオズキと呼ばれる。 よく似た花にイヌホオズキやテリミノイヌホオズキがある。
2013/06/23 …(1-1) (夏・地植え・日なた)
全草が有毒なナス科の植物、ナイトシェイド(Nightshade)の一つで
海外ではEastern Black NightshadeやWest Indian Nightshadeと呼ばれる。
茎は直立し夏ごろに数個の白い小花をつける。
葉は卵形でフチは波打ち大きな鋸歯がある。
2021/09/04 …(2-1) (秋・地植え・日陰)
花の拡大
花冠は5裂し反り返り、雄しべ5本に雌しべが1本つく。
よく似たイヌホオズキの花冠が浅く5裂するのに対し、アメリカイヌホオズキの花冠は基部まで深裂する。
2013/06/23 …(1-3) (夏・地植え・日なた)
やがて黒紫色の果実となる
できる果実は球形の液果で光沢がある。
全草が有毒なためこの果実も食べられない。
熟した実はやや毒が弱くなるそうで
鳥が果実を食べ種子を遠くへ運ぶ働きをする。
2013/06/23 …(1-4) (夏・地植え・日なた)
全体の様子
田んぼの隣に生えているのが見える。日なた~日陰の湿り気のある場所に生える。
こぼれ種など種子まきで春から夏ごろ発芽する。
アメリカイヌホオズキ