Solanum lyratum
ソラナム・リラツム
冬季落葉性のつる性の多年草。 明るい林や道端で見られる。 秋頃に小さな赤い実を多数つけるが、全草にソラニンを含み有毒なため食べられない。 この実をヒヨドリが好んで食べるため鵯上戸と言われるが 実際に食べる姿は多くはなく、鳥にとっても有毒なのではないかとも言われている。
2017/09/30 …(1-2) (秋・地植え・半日陰)
花の拡大
雄しべの葯は濃い赤茶色でよく目立つ。
雄しべが5本に長く突き出た雌しべが1本つく。
雌しべと雄しべが遠く離れてつくことで
自家受粉を防ぐ仕組みとなっている。
花筒の基部には緑色の斑紋がある。
2017/09/30 …(1-3) (秋・地植え・半日陰)
葉の様子
葉形は変化が大きい。卵形~心形で3裂するものが多く互生する。
表面には細かい毛が密生していてふさふさとしている。
2017/09/30 …(1-4) (秋・地植え・半日陰)
ツルが伸びる様子
色々な形の葉が見える。
できる果実は球形の液果で
秋ごろに真っ赤に熟す姿は美しい。
中にはクリーム色の種が複数入っている。
ヒヨドリジョウゴ