ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)

ゼフィランサス・シトリナ

Zephyranthes carinata

読み:ゼフィランサス・シトリナ (キトリナ)

キバナサフランモドキ (黄花サフラン擬)

コモンネーム:
Yellow Rain Lily (イエロー・レインリリー)

分類

常緑多年草(落葉多年草扱い)球根植物

科属

ヒガンバナ科 / タマスダレ属

花期

6月から9月

花色

用途

鉢植え 地植え

環境

非耐寒性~半耐寒性 日なた~半日陰

繁殖

分球

南アメリカやメキシコなど熱帯地域原産の常緑性の球根植物。 日本の冬は寒いため、日本では春植えの球根植物または冬季落葉性の植物として扱われる。

和名はキバナサフランモドキ。
白花種のタマスダレに似て黄色いが、「キバナタマスダレ」の名前は既に使われていたため、 黄色のサフランモドキとしてキバナサフランモドキと呼ばれる。 サフランモドキと同じく全草に毒を含む有毒種。

ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)(1-1) 黄色の花(撮影日:2020年9月7日)

2020/09/07 …(1-1) (秋・鉢植え・日なた)

花は花被片が6枚つく。 高温で乾燥した自生地では雨の後に開花が見られるため、花姿をユリに見立て、イエロー・レインリリー (Yellow Rain Lily) と呼ばれる。

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ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)(1-2) 黄色の花 雄しべと雌しべの拡大(撮影日:2020年9月7日)

2020/09/07 …(1-2) (秋・鉢植え・日なた)
おしべめしべの様子

おしべが6本にめしべが1本つく。 めしべ柱頭は3裂する。

ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)(1-3) 黄色の花 全体の様子(撮影日:2021年8月20日)

2021/08/20 …(1-3) (夏・鉢植え・日なた)
全体の様子

全体の高さは20cmほど。ゼフィランサスは子房下位の植物で、花の基部に丸い子房が見える。 葉は細い線形で根元から生える。

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ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)(1-4) 黄色の花(撮影日:2020年6月29日)

2020/06/29 …(1-4)
植え付け時の球根の様子

球根は卵形の鱗茎。シトリナは他のゼフィランサスよりもやや寒さに弱く、強い寒さでは球根が腐りやすい。

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ゼフィランサス・シトリナ (キバナサフランモドキ)(1-5) 黄色の花(撮影日:2021年8月20日)

2021/08/20 …(1-5) (夏・鉢植え・日なた)
二年目の様子

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