オミナエシ (女郎花)
Patrinia scabiosaefolia
パトリニア・スカビオサエフォリア
アワバナ(粟花)、敗醤(ハイショウ)
冬季落葉性の多年草。山地の日当たりの良い場所で見られる。
背丈は高く1m程にもなる。和歌で詠まれる「をみなへし」の「をみな」とは女性のこと。全体が黄色味を帯び、細く伸びた繊細な様子を女性に見立て女郎花と呼ばれる。
また小さな小花が粟飯に似ていることや、当時粟飯は女性が食べるものだったことから粟花とも呼ばれる。
花は秋の七草の一つ。七草はオバナ(ススキ)、キキョウ、 クズ、
ナデシコ(カワラナデシコ)、ハギ(ヤマハギ)、フジバカマとオミナエシの7つでこれらは食べずに見て楽しむもの。
以前はオミナエシ科に分類されたが
現在はスイカズラ科に分類される。






