
ヒノキ (檜・桧)
Chamaecyparis obutusa
カマエキパリス・オブツーサ
常緑性の高木でうろこ状の葉をつける針葉樹。一つの木に雄花と雌花をつける雌雄同株で雌雄異花の植物。
火をおこす際にヒノキの板をこすり合わせて火をつけたため火の木としてヒノキと呼ばれる。
葉や幹には良い香りがあり建築材や木彫りなど様々な用途で用いられる。
また樹皮は屋根材に利用され檜皮葺屋根としても知られる。
秋頃には小さなマツボックリ状の球果をたくさんつける。

2021/08/23 …(1-1) (夏・日なた・地植え)
写真に見えるのは果実の球果で
雌花が受粉し未成熟の果実となっているところ。
雌花は小さなマツボックリのような、かさを開いた姿をしている。
雄花は楕円形。風媒花で大量の花粉を風に乗せて運ぶため
花粉症の原因の一つとされる。
- 春に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2

2021/03/03 …(2-1) (春・日なた・地植え)
葉の拡大
葉は小さなうろこ状の小葉が組み合わさって構成される鱗状葉。
葉の裏にはY字形の白い蝋状の気孔帯がありここから呼吸などの気体が出入りする。
芳香があり葉と枝を使った飾りもよく見られる。
葉と幹では成分が違うためそれぞれ異なった香りがする。






