エゾムラサキ (蝦夷紫)
Myosotis sylvatica
読み:ミオソティス・シルバチカ
日本にも自生する常緑性の多年草。
ワスレナグサの名前でも流通し、暑さに弱いため1,2年草としても扱われる。
蝦夷の名前は自生地の北海道に由来し、日本では寒冷地でムラサキに似た花を咲かせることからエゾムラサキと呼ばれる。
なおムラサキの花の名前は紫色の根(紫根)から染料を作ったことに由来し、花は白色をしている。

2025/02/28 …(1-1) (冬・日なた・鉢植え)
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花はワスレナグサに似るが、茎がほふくするワスレナグサに対してエゾムラサキの茎は立ち上がる。
- 春に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2

2025/02/28 …(1-2) (冬・日なた・鉢植え)
花冠の様子
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花冠:5裂
花は合弁花で先端は主に5裂する。
画像の花冠は5裂から7裂している。花の中央には黄色か白色の丸い付属体がつき副花冠と呼ばれる。

2025/02/28 …(1-3) (冬・日なた・鉢植え)
おしべとめしべ
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おしべ:5本 めしべ:1本
雄しべと雌しべは花筒の中に入っている。

2025/03/06 …(1-4) (春・日なた・鉢植え)
萼の開出毛の様子
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萼筒:5裂
エゾムラサキの萼には外側に立ち上がる開出毛が生える。
ワスレナグサの萼の毛は平らに寝ている。

2025/02/28 …(1-5) (冬・日なた・鉢植え)
全体の様子
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草丈は高さは40cmほどで、寒冷地の山地のやや湿り気のある場所に自生する。
- エゾムラサキに似た花 (同じ科)
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- エゾムラサキと同じ科の植物 (ムラサキ科)
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