
アオキ (青木)
Aucuba japonica
読み:アウクバ・ジャポニカ
アオキバ(青木葉)
コモンネーム:
Aucuba, Japanese Aucuba
(Spotted Laurel, Japanese Laurel, Gold Dust 主に斑入り種を指す)
日本原産の常緑性の低木。
葉や枝が一年中青いため青木や青木葉と呼ばれ、学名アウクバも青木葉に由来する。
冬には実が赤く熟すが、この果実や葉は動物にとって有毒となる。
以前はミズキ科に分類されたが、
現在はアオキ科が独立したためアオキ科とされ、
また近縁のガリア科に含めてガリア科ともされる。

2023/04/06 …(1-1) (春・地植え・日陰)
フイリアオキ (斑入り青木)の雄株
Aucuba japonica cv. 'Variegata'
写真の株はアオキの園芸品種で黄色の斑が入る。
アオキは雌雄異株の植物で、雄株には雄花が、雌株には雌花がつく。
結実するのは雌株だが、受粉には雄株の花粉が必要となる。
- 夏に咲く花
- 3 4 5
- 6 7 8
- 9 10 11
- 12 1 2

2023/04/06 …(1-2) (春・地植え・日陰)
雄株の雄花の拡大
雄花、雌花ともに花弁は4枚で、雄花には雄しべが4本つく。
中心の雌しべは退化しており、その名残が見える。
雌花には雌しべが1本つき、中には柱頭が2裂するものもある。

2023/04/06 …(1-3) (春・地植え・日陰)
雄株の花序の様子
花序は円錐花序で、複数の小花がつき円錐形となる。
雄株の花は黄色の花粉がよく目立つ。
雌株の花は雌しべが緑色のため、あまり目立たない。









