虫媒花
花粉が昆虫によって運ばれ受粉する花を
虫媒花という。
虫媒花は大きく鮮やかな花弁や模様、香りでアピールしたり
蜜や花粉を提供したりして昆虫を誘い受粉を行う。
蜜や花粉などの食料の提供の他に
産卵場所や寒さを凌げる暖かい場所を提供したり
なにも提供せず花粉やメスに似せて
騙して誘ったりするものもある。
(図1) ゲンゲ (レンゲソウ)の花
レンゲはちみつで有名。同じ花がいくつも集まって
花自体を大きく見せている。中央にある集中線の
模様で蜜と花粉源の場所を知らせている。
花弁 (舟弁)に虫が乗ると重みで開き
雄しべと雌しべが飛び出す仕組み。
ゲンゲのページ
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(図3) ベゴニアの雄花(右)と雌花(左)
雌花は花粉が出ず虫を誘えないため
ベゴニアの雌花は雄花とよく似た形をして
虫を騙して誘っている。
ベゴニアのページ
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