Tulipa gesneriana
読み:ツリパ・ゲスネリアナ
コモンネーム:
Dider's Tulip, Garden Tulip
ウコンコウ (鬱金香)
トルコ原産の夏季落葉性の多年草。
全草で有毒の秋植えの球根植物。
学名の Tulipa は花の形が
トルコの頭に纏う布、ターバンを意味する Tulipan, Tulbend に似るためで、
チューリップというと主にの品種改良された園芸品種のゲスネリアナ種 (Tulipa gesneriana) を指す。
2023/04/06 …(1-1) (春・鉢植え・日なた)
花は花弁と萼の区別は無く、
外花被が3枚に内花被が3枚の計6枚つく。
先に雄しべが熟して花粉を出す雄性先熟の花で、
自家受粉を避ける仕組みとなっている。
花の内部の温度が高くなると花は開き温度が下がると花を閉じるため、
花は主に昼に開き、夜になると閉じている。
2023/04/11 …(2-1) (春・鉢植え・日なた)
雄性期の雄しべと雌しべ
花は雄しべが約6本と雌しべが1本つく。
雌しべの柱頭は3裂~4裂する。
雄性期の雄しべは立ち上がり中心に寄っている。
2023/04/11 …(2-2) (春・鉢植え・日なた)
雄性期の柱頭の拡大
3裂した柱頭の中央を通る線が見える。
雄性期にはこの線がくっついているが、雌性期にはここが開くようになる。
2023/04/06 …(3-1) (春・地植え・日なた)
雌性期の雄しべと雌しべ
雌性期になると雄しべは萎れて外側へ倒れ、
雌しべが熟して柱頭を開き、他の株から花粉を受け取るようになる。
2023/04/08 …(2-3) (春・地植え・日なた)
(2)の花の全体の様子
花は花弁と萼の区別がないが、
つぼみの頃までは緑色でつぼみを保護する萼の役割をし、
その後鮮やかな色となって花弁の役割をする。
2015/05/24 …(5) (春・地植え・日なた)
花後の様子
果実ができると球根が弱ってしまうため、種を採る予定がない場合は
子房を摘んでしまう。
このまま日当たりの良い場所で育て、葉が枯れたら掘り上げて秋の植え付けまで保管しておく。
2017/12/16 …(6-1) (春・地植え・日なた)
植え付け前の球根
球根は玉ねぎ状の鱗茎。先端から芽が出ているのが見える。
双子葉植物なら2枚の葉の双葉が出るが、チューリップは単子葉植物のため子葉は1本となる。