トキワツユクサ (常磐露草)

トキワツユクサ (常磐露草)

Tradescantia flumiensis

読み:トラディスカンティア・フルミネンシス

ノハカタカラクサ(野博多唐草)

分類

常緑多年草

科属

ツユクサ科 / ムラサキツユクサ属

花期

5月から7月

花色

用途

鉢植え 地植え 雑草

環境

耐寒性 日陰~半日陰

繁殖

さし木 株分け

南アメリカ原産の常緑性の多年草。 野生化している帰化植物で、日陰の湿り気のある場所で見られる。

葉がツユクサに似て常緑なため常盤露草と呼ばれる。 また長い縞模様を博多織に例えたハカタカラクサは、トキワツユクサを元に改良されたものとされ、 野生化して先祖返りした博多唐草として野博多唐草とも呼ばれる。

トキワツユクサ(常盤露草)(1-1) 白色の花 全体の様子(撮影日:2024年6月5日)

2024/06/05 …(1-1) (夏・地植え・日陰)

白色の花

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花弁:3枚 萼片:3枚

花は白色で茎や花柄は赤紫色をしている。 また葉の裏もやや紫色を帯びるものが多い(1-4)

トキワツユクサ(常盤露草)(1-2) 雄しべと雌しべ(撮影日:2024年6月5日)

2024/06/05 …(1-2) (夏・地植え・日陰)

おしべめしべ

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おしべ:6本 めしべ:1本

おしべの基部には白い毛がまばらに生える。

トキワツユクサ(常盤露草)(1-3) 白色の花 全体の様子(撮影日:2024年5月30日)

2024/05/30 …(1-3) (春・地植え・日陰)

全体の様子 (斜上)

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草丈:30cm~50cmほど

茎は地面を這い斜上または直立する(2-5)(3-1)

トキワツユクサ(常盤露草)(1-4) 紫色の茎と葉の裏(撮影日:2024年6月12日)

2024/06/12 …(1-4) (夏・地植え・日陰)

紫色の茎と葉の裏

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葉:卵形~楕円形

葉は全縁で葉柄は無く、時に波打ち互生する。 葉の裏は紫色を帯びる。

トキワツユクサ(常盤露草)(2-1) 未成熟の果実(撮影日:2015年5月25日)

2015/05/25 …(2-1) (春・地植え・日陰)

未成熟の果実

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果実:蒴果

左側に萼片に包まれた果実が見える。 できる果実は卵形の蒴果で熟すと上部が3裂する。

トキワツユクサ(常盤露草)(2-2) 紫色の茎とやや紫色を帯びた葉の裏(撮影日:2021年5月29日)

2021/05/29 …(2-2) (春・地植え・日陰)

やや紫色の葉の裏

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下部の葉がやや紫色を帯びている。

トキワツユクサ(常盤露草)(2-3) 冬の様子 全体の様子(撮影日:2017年1月30日)

2017/01/30 …(2-3) (冬・地植え・日陰)

冬の様子

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トキワツユクサ(常盤露草)(2-4) 早春の様子 全体の様子(撮影日:2021年3月6日)

2021/03/06 …(2-4) (春・地植え・日陰)

早春の様子

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トキワツユクサ(常盤露草)(2-5) 春の様子 全体の様子 地を這い広がる様子(撮影日:2015年5月25日)

2015/05/25 …(2-5) (春・地植え・日陰)

全体の様子 (ほふく)

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広く平らな場所では地を這い広がっている。茎の節から発根する。

トキワツユクサ(常盤露草)(3-1) 白色の花 全体の様子 立ち上がって生える様子(撮影日:2021年5月24日)

2021/05/24 …(3-1) (春・地植え・日陰)

全体の様子 (直立)

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狭い場所では立ち上がっている。