読み:ハイドランジア・マクロフィラ
ガクアジサイ(額紫陽花)、ホンアジサイ(本紫陽花)
コモンネーム:Bigleaf Hydrangea
(ビッグリーフ・ハイドランジア)
切花 鉢植え 地植え ドライ素材
耐寒性 日当たりのよい場所~半日陰
種子まき さし木
2023/06/15 …(1-1) (夏・地植え・半日陰)
テマリ咲きのガクアジサイ
花の鮮やかな花弁に見えるものは装飾花と呼ばれる萼で、
両性花はこの内側にあり、装飾花をかき分けると見える。
写真の花はテマリ咲きのもので花序は球形となるが、
ガク咲きのガクアジサイは花序の中央に小さな両性花がつき、その周辺を縁取るように大きな装飾花がつくため(参考:ヤマアジサイ)、
装飾花を額縁に見立て額紫陽花と呼ばれる。
2023/06/16 …(1-3) (夏・地植え・半日陰)
装飾花の拡大
中心にある花は雌しべが退化しており中性花とも呼ばれる。
花は大きな萼片が4枚に、中性花の花弁が4枚、
雄しべが8本に雌しべが1本つき、
雌しべの花柱は3本つく。
2023/06/16 …(1-5) (夏・地植え・半日陰)
両性花を後ろから見た様子
両性花の萼(萼筒)は筒状で、この中に子房が入っている。
できる果実は卵形のさく果で、園芸品種で両性花が無いものは結実しない。
2023/06/15 …(1-6) (夏・地植え・半日陰)
全体の様子
こちらの株は咲き始めはピンク色で次第に紫色へと変わる。
アジサイはアルミニウムを溜め込む性質を持つ有毒種で、アルミニウムが溶けやすい酸性の土壌では青味が増し、
溶けにくいアルカリ性の土壌ではでは赤味が増す。
2014/06/11 …(1-7) (夏・地植え・半日陰)
葉の様子
葉は広卵形~広楕円形でフチにはギザギザした鋸歯があり対生する。
その大きな葉から海外ではビッグリーフ・ハイドランジアと呼ばれる。