ムシトリナデシコ(虫捕撫子)、コマチソウ(小町草)
鉢植え 地植え 雑草
耐寒性 日なた
種子まき こぼれ種
2008/06/15 …(1-1) (夏・日なた・地植え)
花は集散花序。萼片が合着した長い萼筒の先に花が咲く。
花弁5枚に雄しべが10本、雌しべが1本に花柱が3本つく。
雄性先熟のため先に雄しべが熟して花粉を出し萎れてから
雌しべが長く突き出る。雄しべの葯は紫色。
1枚の花弁の先は2裂し基部には2枚の三角状の鱗片がつく。
葉は卵形で茎を抱き対生する。
果実はさく果で熟すと上部が6裂する。
2008/06/15 …(1-2) 萼筒の様子
写真中央上に長い萼筒とその先につぼみが見える。
この中には蜜があり、主に長い吸収菅を持つ蝶が蜜を吸い送粉者として花粉を運ぶ役割をしている。
アリなど地面から茎を登ってくる虫は花粉を運ばないため
粘液で捕らえ、蜜が食べられるのを防いでいる。
萼筒には縦に濃いピンク色の筋が入る。