キンモクセイ (金木犀)
Osmanthus fragrans var. aurantiacus
オスマンサス・フラグランス・オーランティアカス
九里香(キュウリコウ)
分類
常緑高木
科属
モクセイ科 /
モクセイ属
花期
9月から10月
花色
オレンジ
用途
鉢植え 地植え
環境
耐寒性 日なた
繁殖
さし木
常緑性の高木でとても良い香りを持つ三大香木の一つ。
春にはジンチョウゲが、夏にはクチナシが、
そして秋にはオレンジ色のキンモクセイがたくさんの小花をつける。
その強い芳香は九里先まで届くと、九里香とも呼ばれる。
中国原産の雌雄異株の木で、花が多く香りも強い雄株が日本には多く輸入された。
現在日本で見られるキンモクセイのほとんどが雄株だが実をつけるのは雌株なため、
日本でキンモクセイの果実を見るのは非常に珍しい状況となっている。
2021/10/04 …(1-1) (秋・日なた・鉢植え)
こちらのキンモクセイも全て雄株のもの。
夏ごろ新枝の葉の基部(葉腋)につぼみを作り、秋にはたくさんの小花を咲かせる。
日光を好むので日なたなど日当たりの良い場所で育てる。
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2017/09/20 …(1-3) (秋・日なた・鉢植え)
つぼみの拡大
つぼみは新枝の葉腋(葉の付け根)にできる。
夏頃から形成されるので、剪定は新芽が出る前の春の3月~4月頃か
花が終わった後の秋から冬前に行う。
秋の場合は越冬のための体力を残すため控えめに行う。
2021/10/04 …(1-4) (秋・日なた・鉢植え)
開花時の様子
雌株の場合できる果実は楕円形の液果。
冬頃には小さな紫色の果実が複数下がる様子を見ることができる。
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2021/10/04 …(2-1) (秋・日なた・地植え)
樹皮の様子
キンモクセイは、白色の花をつけるモクセイ(ギンモクセイ)の変種。
木犀とは樹皮が動物のサイ(犀)に似ているためで
金色の花をつける金木犀と呼ばれる。
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2008/04/11 …(2-2) (春・日なた・地植え)
新芽の様子
春には赤い新芽が伸びる。
葉は革質の長楕円形でフチは滑らかな全縁、先は尖る。2枚が向き合い対生する。
2008/10/09 …(3) (秋・日なた・地植え)
キンモクセイの高木
樹高は高く2~3m程にもなる。遠くから大きな木を見ると
このように見える。
2017/09/20 …(1-5) (秋・日なた・鉢植え)
つぼみの頃の全体の様子
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2013/10/05 …(1-6) (秋・日なた・鉢植え)
花が閉じている状態のもの
この状態でもとてもよい香りがする。
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- キンモクセイの仲間 (同じ属)
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- キンモクセイ