ホオノキ (朴木)
Magnolia obovata
マグノリア・オボバータ (オボバタ)
分類
科属
花期
花色
用途
地植え
環境
耐寒性 日なた
冬季落葉性の高木。
日本で最も大きい花と葉を持つ樹木の一つで、20cmほどの花と30cmほどの葉を持つ。
ホオノキのホオは包(ホウ)に由来し、その大きな葉で食べ物を包んだことからホオノキと呼ばれる。
現在も朴葉味噌(朴葉焼き)や朴葉包みなど多くの料理で親しまれる。
2023/05/06 …(1-1) (春・日なた・地植え)
雄性期の花
ホオノキは雌性先熟の花で、1日目は雌性期となり柱頭を外へ開く。1日目の夜に一度花を閉じ、2日目には雄性期となり柱頭は内側に閉じ、おしべが外側に開くようになる。花には強い芳香があり、3日ほど咲く。
2023/05/06 …(1-2) (春・日なた・地植え)
雄性期のおしべとめしべ
おしべ：多数本 めしべ：多数本
雌性期にはめしべに沿って閉じていたおしべが、雄性期になり外側へ開いている。
雌性期のめしべは多数の柱頭が外側に反り返り、中央の赤紫色の塊はトゲトゲして見える。
2023/05/06 …(1-3) (春・日なた・地植え)
葉とつぼみの様子
葉：倒卵状長楕円形
葉は明るい緑色で全縁で大きく波打つ。互生するが枝先に集まってつくため輪生しているように見える。
