キランソウ (金瘡小草)

Ajuga decumbens

ジゴクノカマノフタ 筋骨草 (キンコツソウ)
アジュガ・デクンベンス

分類

常緑多年草

科属

シソ科 / アジュガ属

花期

3月から5月

花色

用途

地植え

環境

半日陰~日当たりのよい場所

繁殖

種子まき こぼれ種

常緑性の多年草。地面を這うように伸びるほふく性で林の中や道端に生える。 筋骨草という生薬に用いられる。 名前の金瘡とは刃物による切り傷のことで キランソウは地獄の釜に蓋をしてこの世へ呼び戻すとして ジゴクノカマノフタとも呼ばれる。

キランソウ(金瘡小草) (1-1) 紫色の花(撮影日:2021年4月9日)

2021/04/09 … (1-1) (春・地植え)

茎や葉、花など全体に短く細かい毛が生えている。 葉は長楕円形でフチに大きく波打つ鋸歯がある。 寒くなるとロゼット状で背を低くして越冬する。

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キランソウ(金瘡小草) (1-2) 紫色の花 花の拡大(撮影日:2021年4月9日)

2021/04/09 … (1-2) (春・地植え)
花の拡大

花はシソ科に見られる唇形花。 雄しべシソ科ゴマノハグサ科に見られる 2強雄蕊で長い雄しべが2本に短い雄しべが2本の計4本つく。 雌しべは1本で柱頭は2裂する。

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キランソウ(金瘡小草) (2) 紫色の花 地を這う様子(撮影日:2021年4月21日)

2021/04/21 … (2) (春・半日陰・地植え)
地を這うように伸びる様子

茎は立ち上がらずに花をつける。 果実は4つの球が集まったような形の4分果。

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