ジュズダマやハトムギなどに見られる、苞が変化し壺状に 硬化したしたものを苞鞘という。
図1 ジュズダマの苞鞘 硬化し収穫できるものの様子 ジュズダマは偽果で果実と共に苞鞘が発達し 果実の一部となっている。硬く艶があり上下に穴が開いた構造のため、ネックレスのビーズなど装飾品にも用いられる。
図2 ジュズダマの苞鞘 開花前の苞鞘の様子 花弁は無く、苞鞘から雄小穂と雌小穂が両方出る。 苞鞘の中には子房があり雌小穂は柱頭のみが出る。