読み:シュルンベルゲラ・トルンカタ (スクルンベルゲラ)
デンマークカクタス
コモンネーム:
Christmas Cactus (クリスマスカクタス)
Crab Cactus (クラブカクタス)
Lobster Cactus (ロブスターカクタス)
鉢植え
非耐寒性 日当たりの良い場所(夏は日陰)
さし木
2014/11/30 …(1-1) (秋・鉢植え・日の当たる室内)
ピンクコンペイトウの鉢
花は多数の花被片からなり内側は筒状で外側は大きく反り返る。
シャコバサボテンは茎節の先端に新しい芽をつけ、それを繰り返して成長し全体は細長い姿となる。
海外ではその姿をカニやロブスターに見立てCrab Cactus (クラブカクタス)やLobster Cactus (ロブスターカクタス)とも呼ばれる。
草木と同じように茎節の先端を摘むとそこから分枝し二股に新たな芽が出るようになる。
2014/12/01 …(2-1) (冬・鉢植え・日の当たる室内)
オレンジ色の園芸品種
花は多数の雄しべと1本の雌しべがつき柱頭は5裂する。
写真の雌しべの柱頭はまだ丸く閉じているが、
熟すと星形に濃いピンク色の柱頭を広げる。
2014/11/30 …(1-2) (秋・鉢植え) ピンクコンペイトウの鉢
寒さに弱いため秋ごろから室内の日当たりの良い場所で育てる。
シャコバサボテンは日照時間が12時間以内で気温が15度程度になった時に花芽をつける短日植物なため
夜でも明るい室内で育てる場合には人工的に暗くして花芽をつけるための短日処理が必要となる。
2014/11/30 …(1-3) (秋・鉢植え)
茎節はやや薄く平らで光沢がありフチにはトゲのようなギザギザとした鋸歯がある。
この鋸歯は触っても痛くない。
似た姿のイースターカクタス (星クジャクサボテン)の鋸歯は丸みを帯びている。
2014/12/05 …(3-1) ダークマリーとホワイトベルの鉢
Schlumbergera truncata 'Dark Marie' ダークマリー
Schlumbergera truncata 'White Bell' ホワイトベル
赤花のダークマリーと白花のホワイトベルが同じ鉢に植わっている。
2015/11/14 …(3-3) (冬・鉢植え・日の当たる室内)
ダークマリーとホワイトベルの鉢 秋の様子
花芽は大きく成長した茎節の先につき、まだ小さい新芽の先にはできない。
暖かく成長に適した状態だと次々に新芽が出て花芽ができないため
新芽は摘み、水やりを控え成長を抑制させる。
2017/12/01 …(2-2) (冬・鉢植え・日の当たる室内)
オレンジ色の園芸品種
できる果実は楕円形の液果で赤色に熟す。
シャコバサボテンは夏でも涼しい高山に自生する植物なので
夏の直射日光は避け日陰の涼しい場所で、また夏の多湿で蒸れてしまうため夏は乾燥気味にし、水はけと風通しを良くして育てる。